PCB問題について
PCBについては、1972年通商産業省の行政指導(その後法規制)により、新たな製造、使用が中止になりました。それ以降に製造されたPCBを使用していないとされる電気機器等について数十mg/kg程度のPCB汚染が確認され、2002年に公表されました。
経済産業省・環境省により設置された低濃度PCB汚染物対策検討委員会の「微量PCB汚染原因究明報告書」(2004年5月10日発表)によると、微量PCB混入は再生絶縁油の使用に端を発する広範囲な汚染であること、汚染原因は絶縁油のライフサイクル全般にわたり複数存在することが明らかになっています。
このようなPCBを意図して使用していない電気機器等の場合、型式、銘板等でPCB含有の判断をすることができません。
お客様所有の電気機器等に関する微量PCB混入につきましては、「微量PCB混入の可能性が否定できない変圧器について」をご確認ください。
PCB使用変圧器について
弊社では、PCB油を使用した変圧器を製造しておりません。
注)微量PCBの混入の可能性が否定できない変圧器について(微量PCB混入変圧器)
本来意図的にPCBを使用した油入変圧器ではないが、絶縁油製造時、運搬時等において微量PCBが絶縁油に混入したと思われる変圧器のことをいい、2002年に判明しました。
※微量PCBの混入の可能性が否定できない変圧器については、「微量PCB混入の可能性が否定できない変圧器について」及び「微量PCB混入変圧器の判別方法と対応の流れ(フロー図)」をご確認ください。
微量PCB混入の可能性が否定できない変圧器について
微量PCB混入変圧器とは
微量PCB混入変圧器とは、本来意図的にPCBを使用した油入変圧器ではないが、絶縁油製造時・運搬時等において微量PCBが絶縁油に混入したと思われる変圧器のことをいい、2002年に判明しました。 弊社製変圧器への微量PCB混入に関する調査結果については、「詳細はこちら」をご覧ください。
絶縁油中PCB分析
PCB分析について
キューヘンでは絶縁油中のPCB分析につきましても数多くの実績を有しています。「詳細はこちら」をご覧ください。
高濃度使用PCB電気機器等につきましては、”機器銘鈑”にて判断ができることから、高濃度PCBの分析はお断りしています。